足場の種類と特徴
次世代足場
次世代足場は、 足場工事の中で最近主流となりつつある足場です。種類も豊富でIQシステム、アルバトロス、ファステック、くさび緊結式足場の部材にも使用できるロック式次世代足場などもあります。
特徴としては、手すり先行工法により安全面により優れており作業員の転落事故を防ぎます。
そして、従来の1700mmから1800mmまたは1900mmに高められ、よりゆとりのある作業空間を確保して、従来の枠組足場同様大組大払しが可能なため作業効率やコスト削減に適しています。

くさび緊結式足場
くさび緊結式足場は、ハンマー1本のみで組み立てと解体がどちらも可能となっております。資材もコンパクトに結束できるので、運送時のコストを下げることが出来ることも特徴の1つです。組立も容易で、その他の足場と比較し人的災害を起こす可能性を格段に下げ、約20%作業時間を短縮できる利点もあります。また、資材は亜鉛メッキ処理されているので、錆に強く耐久力があるので安心感にも繋がります。

枠組み足場
枠組み足場の特徴としては、ジャッキ・筋交・鋼製布板などの部材を組み立てる仮設足場となっています。資材の種類も豊富で現場での応用も利きやすく、また足場の強度も強く、安全面でも非常に優れています。しっかりした作業床を組み立てれる足場の為、細部までこだわった作業ができるのも特徴の1つとなります。

単管足場
単管足場は、直径48.6mmの鉄パイプのような単管と、つなぎ止め金具であるクランプを組み合わせ作る仮設足場です。狭いスペースや低層の外壁でも利用可能で、しっかりした作業床を組み立てれる為、細部までこだわって作業が出来ます。また単管パイプとクランプを駆使することで、柔軟に足場の形状を変化させることができ、付属品が少なくとてもシンプルな見た目が特徴となっています。

吊り足場
吊り足場は、垂直方向に組み立てる通常の足場と違い、空中で水平方向に組み立てます。この吊り足場の最大のメリットは、足場を設置する地面がなくても使用することができるという点です。 また高所で横方向への作業が中心の現場に適しているため、作業箇所前面に吊り足場を設置することで、一連の工事を一気にすることができます。

機械器具設置工事
機械器具(小型のものから大型重量物や精密機器等)設置、搬入、据付、撤去、排出不要となった機械の解体、搬出、移設を行っております。
プラントや商業施設などの空調衛生等の機器を設置、撤去まで行います。作業用車両を使用し、機械の搬入、必要であれば機材を使用して据付を行います。
設置や撤去に限らず、解体や移設も行っております。

土木・造成工事
住宅やビルなど、あらゆる建築物の土木・造成工事を行います。造成工事とは、住宅などの建物を建てるために現況の土地に重機や転圧機などを使用し、盛土・土留・整地などを施す工事です。
予期せぬ災害などにもしっかりと対応できるように、まずは土地の環境を十分に把握し、安全性を第一に豊富な知識と高度な技術で造成工事を実施しております。

外構工事
外構工事とは、建物の外の空間に必要な構造物を設営したり、住まいとして使いやすくするため地面を整備したりする工事です。
具体的には門柱やブロック積・擁壁・フェンスの設置、また庭や花壇・敷地の地形に合わせた階段や石畳、土間コンクリートなどを行います。

解体工事
建物や家屋といった建造物を取り壊す工事です。建造物を取り壊すことにより、新たな用途で土地を利用出来ます。また、それまであった建物や家屋を取り壊して、新たに建て替えや新築工事をする前に行う作業も解体工事です。 在来の建物や建造物を取り壊すことによって、新たな建物を同じ場所に建設することが出来ます。
